2<編集方針>この「ろうきんSDGsレポート」は、全国のろうきんが実践しているSDGsに貢献する活動を紹介し、会員をはじめとした様々なステークホルダーとの「共感の輪」を広げていくための報告書です。主に2021年度の活動を中心に紹介しています。貧困をなくそうすべての人に健康と福祉をジェンダー平等を実現しようエネルギーをみんなにそしてクリーンに産業と技術革新の基盤をつくろう住み続けられるまちづくりを気候変動に具体的な対策を陸の豊かさも守ろうパートナーシップで目標を達成しよう飢餓をゼロに質の高い教育をみんなに安全な水とトイレを世界中に働きがいも経済成長も人や国の不平等をなくそうつくる責任つかう責任海の豊かさを守ろう平和と公正をすべての人に~ろうきんのハラスメント禁止ガイドライン~の内容を広く盛り込んだ包括的なハラスメント禁止ガイドラインを策定しました。 地域に根ざした、地域のネットワークを活用した様々な活動を展開しています。本レポートを是非ご一読いただき、率直なご意見、ご感想をお聞かせください。皆さまの声を今後の取組みに活かしてまいります。 SDGsは私たち一人ひとりが自分事として取り組むべき課題です。誰もが主役となりうるSDGsという共通言語の下に、金融機関と顧客、生産者と消費者といった関係を超えた互いの「共感」をベースにした新たな関係が生まれてきています。こうした「共感」の輪を社会全体に広げていく、一人ひとりの小さな一歩も合わされば社会を変える大きな力となります。その輪の中でろうきんは確かな役割を果たしてまいります。 本レポートが、SDGsへの理解と共感を深め、広げる一助となることを切に願っています。SDGs(Sustainable Development Goals)とは 世界では環境汚染や格差問題など、全世界で取り組まなければならない多くの課題が残されています。 2015年、それら様々な課題に対して、17のゴールと169のターゲットからなる国際開発目標「SDGs(持続可能な開発目標)」が国連において日本を含む世界193ヵ国の合意のもと採択されました。SDGsは2030年までに達成すべき目標とされ、わが国でも2016年、政府に「SDGs推進本部」が設置され、国や自治体、企業やNPO、市民、様々な人々を巻き込んで「SDGs」目標達成のための活動が進められています。Contents 1 トップメッセージ3 ろうきんの社会的課題への取組みの歴史5 ろうきんがめざす「人々が支え合う共生社会」7 ろうきんの社会的役割とお金の流れ9 ESG投融資の取組み11 NPOとの協働の事例13 ろうきんSDGs行動指針に基づく取組み15 “5つのP”を支える取組み実績報告26 労働金庫にふさわしい「職場風土」の確立に向けて
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