※1 ZEBNet Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギー収支をゼロにすることをめざした建物。※2 BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)一般社団法人住宅性能評価・表示協会により開始された、建築物の省エネルギー性能を第三者が評価し認証する制度。21 静岡ろうきんでは、環境保護に取り組む団体の支援や、職員への環境教育、地域の環境保護活動への参加などに積極的に取り組んでいます。 省資源・省エネルギーなど環境保護に関する取組みを継続することを目的とした「静岡ろうきん環境保護活動マニュアル」を策定し、営業店等への環境配慮設備の導入(営業店・本部ビルの執務室のLED化)を推進しているほか、2024年1月より、本部ビルの使用電力の一部をCO2フリー電気である「静岡Greenでんき」を新たに導入しました。「静岡Greenでんき」の導入により、CO2排出量を年間約21.9t削減できる見込みです。 また、静岡市の「世界水準の自転車都市“静岡”の実現」を基本理念とした「静岡市自転車利用計画」における静岡市シェアサイクリング事業「PULCLE(パルクル)」に参画し、静岡市内の営業店および本部ビルに電動自転車置き場を設置しています。 沖縄ろうきんでは、2023年5月に新築移転した名護支店において、県内金融機関初(2022年12月19日交付日)となる「ZEB(ゼブ)※1」認証を取得するとともに、「BELS(ベルス:建築物省エネルギー性能表示制度)※2」の最高ランクである5つ星を獲得しました。 新名護支店は、Low-E複層ガラス、高性能断熱材、高効率空調機・換気機器を含む省エネルギー機器の導入により、一次エネルギー消費量の109%削減を達成することが認められています。 また、太陽光発電システム導入により平時には電力のピークカット、非常時には自立電源を確保し、自立型省エネルギー施設として環境に配慮した「ZEB」の実現を可能にしました。 九州ろうきんは、旧本店ビルの老朽化に伴い、2023年11月に新本店ビルを新築オープンしました。 新本店は、免震構造や高潮対策等により、金庫職員の安心安全とともに地域に根差した社会インフラとしての優れたBCP性能を有する建物としました。また、既存建物の一部再利用(減築)による省資源化や、建築技術と設備技術の融合による様々な環境配慮手法〔建物高断熱化、吹抜による自然採光や自然換気、高効率空調、BEMS(ビル・エネルギー管理システム)、在不在感知型空調照明制御 等〕で省エネルギー、省CO2を実現し、環境と人に優しい建物となっています。 なお、新本店は、福岡市建築物環境配慮制度(CASBEE福岡)で最上のS評価を獲得(認証日:2021年1月)したほか、国交省「令和2年度第2回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択されています(採択日:2020年12月)。 労働金庫連合会(労金連)は、豊かな森の再生・環境問題に取り組む人材育成をめざして、2005年に「ろうきん森の学校」を開校しました。労金連が活動資金を支援し、NPO法人ホールアース自然学校を全国事務局として全国5地区(富士山、福島、新潟、岐阜、広島)のNPOと協力しながら、森と人と地域を育む活動を展開しています。 2023年度は、森林整備や自然体験に加えて、地域の課題解決に取り組む人材を育成する研修を実施するなど、SDGsの目標達成に向けた活動を展開しました。静岡ろうきん沖縄ろうきん九州ろうきん全国のろうきんSNS(note)を活用した情報発信により、各地区NPOの活動や森の学校に関わる人たちの想いを記事や写真で紹介しています。noteで発信中!環境への取組み新名護支店におけるZEB認証取得新本店ビルにおける環境認証・評価の取得ろうきん森の学校地球環境の保全事業における環境配慮、地域に根差した環境保全活動や未来に向けた環境教育活動
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