ろうきん SDGs Report 2024
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2ろうきんは、1950年に誕生して以来、常に働く人に寄り添い、時代の変化とともに、住宅や教育の資金、資産形成など、働く人の多様なニーズに応えてまいりました。そこには、一貫して、働く仲間の生活を守り、支え、応援する、ろうきんの姿がありました。「働く人たちのために」という想いが脈々と受け継がれ、今日のろうきんを築きあげてきたのです。「ろうきんは生涯にわたって自分たちの生活を支えてくれる」「困ったときにいつもそばにいてくれる」「ろうきんに預けたお金は、働く仲間や世の中のために活かされている」「ろうきんの理念や社会的役割に共感する、応援したい」こうした働く人たちの「信頼と共感」を得てこそ、ろうきんは、これからもその社会的使命を担い続けることができるでしょう。私たちがいま歩もうとしている道は、まさに「変化」と「多様性」に満ちています。働くすべての人たちのために、ろうきんは、「変化」を自らつくりだし、「多様性」を創造的でしなやかな力に変えて、明日への道を切り開いてまいります。環境が変わり続けるいまの時代だからこそ、もっと、一人ひとりに寄り添い、ともに暮らしを考えたい。人々が支え合う共生社会をめざして、これからも。非営利・協同セクターとの連携強化による社会課題の解決〈ろうきん〉は、労働組合・生活協同組合などの会員や労働者福祉に関わる団体、協同組織・NPO・社会福祉法人・社団・財団などの非営利・協同セクター、自治体などとのネットワークを強化し、連携して地域における福祉・教育・環境・自然災害などの社会的課題の解決に取り組んでいきます。SDGsの達成に向けた「共感の輪」の拡大〈ろうきん〉は、SDGs達成に向けた様々な取組みやその成果を発信し、〈ろうきん〉を利用することがSDGs推進につながっていくことを会員や勤労者など広く社会に伝えることにより、 SDGs達成に向けた共感の輪を広げていきます。

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