マネートラブルにかつ!
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キャッシュレス全開賢い決済で使いすぎに注意セキュリティが課題3   は     勢いが止まりません。2019げ、増大する訪日観光客の消費「後払い」「即時払い」の3種 スマートフォン決済(バーコードやQRコードを読み取る)クレジットカードやデビットカード、電子マネー、スマホ決済も登場してキャッシュレスの年の消費税増税によるポイント還元競争、コロナ禍でのネット決済の進化などに後押しされた形です。日本のキャッシュレス決済比率韓国の93・6%及びませんが、2025年までに40%まで引き上げるという政府目標を超えそうな勢いです。  キャッシュレス化は、人手不足を背景に決済のコストを下を高める狙いもあります。キャッシュレスには、「前払い」類の精算方法にさまざまなアプリが絡んでとても複雑ですが、それらはシームレスに繋がり、より便利になるでしょう。だからといって使い過ぎは禁物。(2022年)、先進国・(2020年)にキャッシュレス決済の利点は、必ず使ったお金の流れが記録として残ること。オートチャージ機能だと自分がいくら使ったかわかりにくいので、常に明細のチェックが必要です。またリボ払いカードと紐付けされると金利や手数料がかさみ、多重債務に陥る危険もあります。キャッシュレス決済ではスキミング・フィッシングによるカードの不正利用が後を絶ちません。インターネット・バンキングでは不正送金被害も増えています。定期的に利用履歴をチェックする習慣をつけましょう。 後払い 即時払い 前払い(プリペイド)電子マネー決済時期によって前払い、即時払い、後払いに別れるチャージは前払い、口座連動は即時払い、クレカ連動は後払い(交通系、流通系)PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払い、メルペイなど(銀行系、国際ブランド系)(リアルタイムペイ)(国際ブランド系、信販系、(ポストペイ)クレジットカード銀行系、流通系など)66その他5.7%番号の盗用411.7億円94.3%フィッシング詐欺p23(被害総額436.7億円)偽のウェブサイトに誘導してカード番号やパスワードを盗み取る「フィッシング詐欺」が急増。不正利用被害額は2014年/114.5億円から2022年/436.7億円と約4倍に迫る勢い。一般社団法人日本クレジット協会「日本のクレジット統計2022年版」マネートラブルのリアルデビットカードキャッシュレス決済の種類クレジットカードの不正利用36・0%キャッシュレス社会の罠

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