ろうきんとは?ろうきんとは、労働金庫の愛称のことで、1950年(昭和25年)に岡山県と兵庫県で設立された≪働く人のための≫協同組織の金融機関。ろうきんを利用するにはろうきんの会員は、ろうきんに出資をしている労働組合、生活協同組合、その他の労働者により組織・運営される団体(共済会 ・ 互助会等)。団体に加入している労働者等の個人は、労働金庫を間接的に構成するメンバーとして、「間接構成員」と呼ばれ、ろうきんのサービスを利用できる。4ろうきん SDGsアクション労金運動を通じた勤労者の生活向上という使命を徹底追求することを通じて、協同組織金融機関としての役割発揮と、2030年のSDGs達成を目指して取り組んでいる。岡山県勤労者信用組合(岡山労金)設立兵庫県勤労信用組合(兵庫労金)設立特設サイトろうきんが岡山に誕生したのは1950年9月。兵庫は同年11月で、2カ月の僅差で岡山が先に誕生しているろうきんの基本情報ろうきんの歴史ろうきんの理念目的・運営・運用info1950年、労働運動と生活協同組合運動の中から、岡山県と兵庫県に初めて「労働者のための銀行」としてろうきんが誕生。1966年に沖縄県にろうきんが開設され、47都道府県すべてにろうきんが設立される。その後、地域での統合が進み、現在は全国13のろうきんがそれぞれ独立した事業体として運営を行い、日本で唯一の協同組織の福祉金融機関としてその役割を果たしている。ろうきんは働く人の夢と共感を創造する協同組織の福祉金融機関として、会員が行う経済・福祉・環境および文化にかかわる活動を促進し、人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与することを目的としている。働く人の団体、広く市民の参加による団体を会員とし、そのネットワークによって成り立っている。会員は、平等の立場でろうきんの運営に参画し、運動と事業の発展に努めている。ろうきんは、誠実・公正および公開を旨とし、健全経営に徹して会員の信頼に応えている。労働組合や生活協同組合の働く仲間が、お互いを助け合うために資金を出し合ってつくった協同組織のろうきん。「労働金庫法」に基づき、営利を目的とせず、会員およびその構成員の一人ひとりを主人公として、公平かつ民主的に運営されている。ろうきんの預金・ローンなどの商品や各種サービスは銀行とほとんど変わらないが、働く仲間から預かった資金を大切な共有財産と考え、住宅・教育・自動車などの資金として仲間の生活を守り、より豊かにするために役立てられている。ジェネラルインフォメーション General Information
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